旅のプロローグ

WAKASA
MIHAMA

福井県の西側に位置する美浜町は
若狭湾に臨む、
水と緑に囲まれた自然豊かなまち。

5つの湖からなる「三方五湖」は
ラムサール条約湿地に登録され
すべて濃さの違う青色に見えることから
「五色の湖」とも呼ばれています。
また、真っ白な砂浜が続く
「水晶浜」をはじめ
7つの海水浴場があり
夏場は多くの人でにぎわいます。

風光明媚な景色だけでなく
自然が育んだ海の幸や山の幸、
人々の知恵と風土によって
醸し出された保存食や地酒銘酒など
この土地ならではの恵みも
欠かせません。

訪れるたびに出会える
新たな驚きと発見は
一年を通して多くの人を
魅了しています。

エリア
マップ

日向湖
エリア

久々子湖
エリア

早瀬
エリア

半島
エリア

佐柿
エリア

新庄
エリア

佐田
エリア

食材

へしこ

「へしこ」は鯖などの魚を塩漬けし、米糠に漬け込んで1年以上にわたり熟成させた発酵食品。樽に漬け込むことを「へし込む」と言っていたことから、「へしこ」の名前がついたと言われています。福井県若狭地方では、漁に出られない日が多い冬場の貴重なタンパク源として、昔から各家庭でつくられてきました。

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熟成魚

港で水揚げされたばかりの魚を低温で寝かせ、熟成させたもの。旨味が増し、昆布で締めたような味わいが特徴です。“神経締め”という魚を締める独自の手法を用いて、旬の魚を最も旨味が増すタイミングまで寝かせ、恒温・恒湿の状態で熟成していきます。

塩熟ぶり(塩鰤)

日向地区の伝統食。正月に執り行われる神事で、その年に獲れた一番大きいブリのはらわたを取り除いた後、塩をすり込みコモに巻き2週間寒風にさらします。塩蔵熟成された「塩熟ぶり」は生ハムのような味わい。汁物や鍋の具材やそのままで食べても大変おいしいです。

ひるが響

冬季のブリは「寒ぶり」と呼ばれ、脂がのり大変おいしいと人気です。美浜町では11月下旬〜1月に美浜町日向で水揚げされた寒ぶりのなかでも、活け越し、血抜き、神経抜きの処理をした重さが8kg以上で優れた魚体の物を「ひるが響」と呼びます。

くぼ丸なす

100年以上前から美浜町金山の久保地区で栽培されている伝統野菜。テニスボールほどの大きさで、丸々とした実とほのかな甘みが特徴。一時期は高齢化などで生産農家が3戸まで減ったが、現在は生産者も増えつつあります。

伝統行事

行事

地区

元旦日向

板の魚の儀

板の魚の儀

日向の元旦早朝に執り行われる「板の魚(うお)の儀」は江戸時代から300年以上続く神事。神事では子どもが裃姿で真魚包丁(まなぼうちょう)で鯖を三つに切り、「大漁、大漁、大漁」と叫んで切身を下に落とします。縁起物の肴として参会者に配られるのが「塩熟ぶり」。1年の感謝と無病息災・豊漁安全を祈願して捧げた塩ブリを家族で分かち合うとご利益があるとされており、神事が終わるまでは家庭でも刃物を使うことを禁じられています。

日向

1月6日新庄

カイロ講

カイロ講

新庄地区で100年以上続くとされる伝統行事。数々の災厄をもたらすとされた悪獣の狐を、村境へと追放する「キツネガリ」が、いつしか「狐を狩ろう」という言葉から「カイロ講」と呼ばれるようになりました。1月6日夜(現在は昼)に子どもたちが全戸を回り、玄関先で「カ~イロ、カイロノ」と歌いながら餅やお年玉をもらいます。

新庄

1月
第3日曜
日向

水中綱引き

水中綱引き

毎年1月第3日曜日に行われる日向の水中綱引きは、約400年続く国選択無形民俗文化財。太さ30cm・長さ40mもの綱を日向湖と日本海をつなぐ運河に渡し、色とりどりのハチマキとさらしの腹帯姿の若者たちが「太鼓橋」の欄干から水中に飛び込みます。若者たちは全身を真っ赤にしながら綱が切れるまで競い合い、1年の海上安全と豊漁を願い体を張ります。

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日向

4月8日若狭町 気山

宇波西神社例大祭

宇波西神社例大祭

毎年4月8日に行われる宇波西(うわせ)神社の例祭は、国の選択無形民俗文化財に指定されています。正午頃から始まり、中世、都の大寺社で奉納されていた芸能(王の舞、田楽、獅子舞など)が独自のかたちで受け継がれています。

若狭町
気山

5月1日宮代

彌美神社例大祭

彌美神社例大祭

毎年5月1日に行われる彌美(みみ)神社の例大祭は、五穀豊穣を祈り舞が奉納されます。午後4時頃から始まる舞は約1時間かけて行われ、色鮮やかな装束を身にまとい、しなやかで華麗な動きが特徴です。千年以上の歴史があるとされ、福井県の無形民俗文化財に指定されています。

宮代

5月3日早瀬

子ども歌舞伎

子ども歌舞伎

早瀬に伝わる町指定無形民俗文化財。流行していた疫病を鎮めるために150年以上前に始まったといわれています。集落内を練り歩きながら山車の舞台で小学生の男子が化粧して、色あでやかな衣裳をまとい、三味線や鼓に合わせて「寿式三番叟」を舞います。

早瀬

5月11日佐田

織田神社例大祭

織田神社例大祭

佐田地区の織田神社で、毎年5月11日に行われるお祭り。地元の若者が神輿を担ぎ、少年が踊り手となる王の舞や、働き盛りの男性による獅子舞も披露されます。王の舞と獅子舞の二つの神事は床を力強く踏む動作が特徴で、最後に代表者の唱え言葉によってお祭りは終了。昔ながらのやり方を守る、伝統ある神事です。

佐田

7月中旬久々子

久々子弁天祭

久々子弁天祭

かつて久々子海岸の東西の岬に大蛇が棲み、弘法大師空海が鎮めたことから海の安泰と庶民福寿を守護する弁財天として宗像神社にお祀りしました。毎年7月中旬に行なわれる弁天祭は2日間行なわれ、弁財天のお迎えからお帰りまで船で神輿を移動させながら、青年たちによる海中落としが行なわれます。見物客からは大きな拍手と歓声が上がる、夏の海に活気あるお祭りです。

久々子

7月23日宮代

ハッタイ地蔵

ハッタイ地蔵

毎年7月23日に宮代地区では地蔵祭が行われ、新麦で作った「ハッタイ」を公会堂前にある約300体の石地蔵に供えます。子どもたちは受け持ちの地蔵を決め、用意した皿などを置き、ハッタイがその皿などに供えられるとすぐ下げて自分の容器に入れなおして食べるのが習わしです。近年ではハッタイの代わりに菓子を供える人も増えています。

宮代

7月下旬早瀬

水無月祭

水無月祭

毎年7月下旬に3日間にわたって行われる水無月祭は、日吉神社のご祭神が御神輿に移され、賑やかなお囃子が奏でられる中、水無月丸と弁天丸の二艘立ての船でお渡りが行われます。御神輿の乗った船は海上を渡り、浜辺にある仮の宮へ。この御神輿を中心に、水無月広場では夜店が立ち並び、盆踊り大会などが繰り広げられるなど賑わいをみせます。

早瀬

8月15日菅浜

精霊船

精霊船

ご先祖を供養するための行事で、福井県無形文化財として登録されています。毎年8月のお盆(15日は菅浜地区)に行われ、藁、茅、竹などを使って男性たちが作る長さ約8mの船に、色とりどりの提灯や折り鶴、花輪などの飾りを取り付け、夕方頃沖へと曳いていきます。野菜や菓子、花などの供物も船に入れ、地元の人たちが見守る中、ご先祖を送り出します。

菅浜

8月16日和田

精霊船

精霊船

お盆にお供えをした供物を精霊船に乗せ、海に流す送り盆行事。和田地区では、お仏壇に団子餅と13日はあんころ餅、14日はそうめん、15日は赤飯を供えます。長さ5mほどある船は骨組みは竹で、まわりは藁で形を整えたもの。船には顔は瓜、手足はナスやキュウリで作った藁人形を載せて人と船で曳き、沖合へと送り出します。

和田

8月20日宮代

風祈能

風祈能

毎年8月20日に彌美神社で行われる神事能「風祈能(かざいのう)」。650年以上前から伝わり、すべての農作物が台風の被害に遭わず、五穀豊穣となるよう神様に能を奉納します。この風祈能は国選択無形民俗文化財に指定されている「一人翁(ひとりおきな)」をはじめ、複数の演目が披露されます。

宮代

9月1日新庄

八朔祭

八朔祭

新庄にある日吉神社の八朔祭は、若者たちが豊作を祈り、八朔音頭を歌いながら樽神輿を担いで暴れ回った後、神社に奉納するというもの。日吉神社へ向かって練り歩くあいだ、男根を模した神棒を持った暴れ天狗が女性を追いかけ回し、その神棒で突っつくと子宝に恵まれると言われていることから、福井県内でも一番の奇祭といわれています。

新庄

9月
第1日曜
日向

八朔祭

八朔祭

豊漁と海上安全を祈願する日向の伝統行事。初日は準備と太鼓、二日目の午前中には恵比須さんを乗せた舟形の山車を曳き、子供太鼓と成年男子の笛による囃子が日向区内を回ります。午後は青年による相撲が行われた後、化粧まわしをつけた赤ちゃんを力士が抱きかかえ、子供相撲(泣き相撲)が行われます。この泣き相撲は福井県内ではここ日向だけで行われており、健やかな成長を願って赤ちゃんの土俵入りが行われます。

日向

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